ブラウザゲームの「ドラゴンクエスト モンスターパレード」をやってました。
リアル妹がいる大泉くんのばあいをプレイ。
……
自分が感想を書く場合、まずそのゲームを一言で切る事が多い。
そこから話を広げて行くのが定石なんだけど、今回は難しい…

つまらないか?→そんなことはない。
面白いか?→ところどころは面白かったが、惜しい所も多いと感じた。
何が惜しかったか?→色々あるけど…

と言う風に結構もにょもにょしてしまって一言で切れなくなったと思われる。うん。
以上、自己分析完了。以下ネタバレ含む感想。


リアル妹がいる大泉くんのばあいリアル妹がいる大泉くんのばあい
(2010/05/28)
Windows

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とりあえず一番もにょったのは、ストーリー上にあった麻衣視点だろう。
んーっと別に書いてもいいよな…ゲームから出てきた妹キャラである麻衣が、実はゲームキャラではない、という言動を見せるシーン。
これは1回きりで、そして別の話での伏線になるのだが…これを見てしまうと、ユーザー的には彼女を全く信用できなくなるわけで。
心の動きはこんな感じ。↓

うーん?実は親の隠し子で…いやでも明らかにパソコンでSF的なことになってたよな?
っていうかおかしいな、リアル妹に行くような選択肢選んでたのに何でこっちに?って。やっちゃうの?最後まで?うわやっちゃったよ。こうなると彼女は何者なのかマジでわかんね…って心の入れ替わりとかやっぱSFなのか?
…何か感動的に終わろうとしてる。消えた。やっぱSFなのか。
BADENDじゃねこれ?あ、そうでもないのね…


他の人はどうか知らないが、自分の最初のクリアした感想は↑のようなもの。
たった一度の麻衣視点が、彼女の行動を全部懐疑的に思わせ、その後の感動的(?)なストーリーを台無しにした。
物凄く悪く言うとこんな感じ。
何度かクリアして最初から始めるといわゆる真のルートが解放され、それをやると全て理解できる。できるのだが…
少なくとも自分は1周目は楽しくなかった。
あの視点は正直無くても良かった、っていうかどうせ2周目以降前提のゲームなんだから、2周目以降にこっそり忍ばせてくれれば良かったのに。
スキップされるのが怖かったんだろうか…でもなあ。

とまあ、文句はこのくらいにして。
面白かったorツッコミどころを箇条書きに。

 ・「リアル妹がいる大泉くんのばあい」というタイトル、作中の「うちいも」、「妹寝取られ」と来れば「うちの妹のばあい」だな。懐かしい。ライターのお遊びってやつか。親友も、たたき割るくらいなら純愛版を買えば良かったのになw
 ・バスケのシーンはお約束と分かってても燃えた。運動してるって伏線もあったし。…伏線好きなのかな、このライター。
 ・主人公の脳内CVは誰が何を言おうとも神谷浩史。異論は認めない。
 ・ってことはバスケ部の悪役のCVは諏訪部順一か。アーチャーっぽい、っていうかガンダムSEED_Dのスティングにも似てる…気がする。
 ・親友の妹がビッチキャラなのに処女ってのは、日和ったなあ、としか言いようがない。ただ、このライターさんの場合、ある意味しゃーないか…バスケ部の悪役は清々しいくらい「悪役キャラ」をやらされてるのに。
 ・何というか、このライターさんは人間の悪意を書かせたら凄い。読み手を不愉快にさせるのが上手すぎる。ただ、今回のバスケ部の悪役君は露骨すぎて、あえてプレイヤーの反感を買おうとしてる、てことは後で主人公に凹まされるんだな、と思えてしまった。…それを分かっててなお、ムカツクんだから凄い。


…まあ、だらだらと書いてきたが、感想を書きたいと思うくらいツッコミどころがあり、面白かったゲームなのは確か。
エロも悪くなかったしね。
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